テクノロジー フィロソフィー
究極と革新の追求。
わたしたちは常に音楽再生の限界に挑戦し続け、究極の技術、革新の技術を追求していきます。
TechnicsのDNAを継承し、さらなる進化に挑み続けます。
Technicsは1965年の誕生から、世界初の技術に果敢に挑戦し、次々と商品を世の中に送り出してきました。
新しいTechnicsはこのDNAを継承しながら単なる音づくりだけではなく、
アーティストが目の前に浮かび上がるような空間表現を、 新たな開発技術とともに実現します。
デジタルオーディオの進化を切り拓く。
Technicsの技術は立ち止まらない。
かつて、パナソニック(当時の松下電器)では多くの研究リソースをTechnicsに注ぎ込み、
そこから、プレーヤーではダイレクトドライブ、スピーカーではリニアフェイズ、アンプでは擬似A級といった
非常にユニークな技術や製品が次々と生まれ、お客様に評価されながら新しい時代を築いてきました。
それらのDNAはTechnicsが休止された後もDVD、そしてブルーレイなどへと受け継がれ育てられています。
そういう意味でTechnicsの思想はずっと生き続け、立ち止まらず進化を続けてきました。
Technics復活に際して、それを支えるだけの新しい技術の思想は十分整っていると確信します。
すべての技術は感動的な音楽体験のために。
技術は、あくまでも感動を得る音楽体験のための手段です。
新しいTechnicsがめざす音のために、技術はなにができるかを追求します。
従来のデジタルアンプでは取りきれなかった、揺らぎや歪みを解決する技術を投入。
かつてない高精度の信号をスピーカーに送ろうとしています。
またスピーカーでは、目の前にアーティストの姿が浮かぶようなしっかりとした定位性をめざしています。
音のフォーカスを絞るにはできるだけ小さな音源が理想ですが、
Technicsの同軸スピーカーは思想的にも合致しています。
またスピーカーの特性に合わせて信号を最適化する機能など、いくつかの新しい試みも行ってまいります。
今、デジタルオーディオはハイレゾ化が進んでいます。
それによって情報量が増え、繊細で柔らかく、無限の可能性を秘めた音に近づいていくと考えられます。
Technicsはそれを追求し続けていきます。
井谷 哲也