デザイン フィロソフィー

音響技術に忠実であると共に、上質な感動空間を創造。

Technicsが築き上げてきたアイデンティティーを尊重しながら、音楽を愛する人の住空間を上質に演出し、
長年にわたって愛されるデザインを創造します。

素材から操作感まで、時代を越える普遍的価値をデザインします。

新しい時代のTechnicsは、優れた音響技術に相応しい構成で、虚飾のない誠実なデザインを追求します。
さらに高品位な素材へのこだわりや細部までの丁寧なつくり込み、品格のある色や表面処理から操作感までこだわり、
上質な趣味空間を創出し、長く使っていただけるデザインをめざします。

音に忠実であれ、感動に柔軟であれ。

音楽のために、内から求められるデザインを。

新しいTechnicsのデザインポリシーとして考えていることがふたつあります。
ひとつは、音楽を愛する人々の心に響く、感動を与えるデザインであること。
インテリアとの調和をめざすだけではなく、そこにあるだけで部屋の品位が上がる、
上質な空間演出を可能にするものを考えています。
もうひとつは、音響技術に忠実であるということです。
表層的ではない、技術が要求するパフォーマンスを正確に表現できるデザイン。
そのためにはエンジニアと頻繁にコミュニケーションをとり、試行錯誤を繰り返し少しずつ磨き上げていきます。

伝統と先進の融合から、新しいTechnicsが生まれる。

Technicsにはいい音に対する情熱が、設計にもデザインにも企画にもあふれています。
その情熱に対して素直に応えていきたい。
そこでいきいきとした音にふさわしいボディ構成、虚飾のない誠実なデザインにこだわりました。
上質な趣味空間を創造するには、品格のある色とフォルムが必要です。
また、上質な操作感にもこだわりました。
スイッチの感触、音楽を聴いている時に心地よく振れる針メーターのような、
情感に訴えかけてくるようなアナログ的な感覚を取り込んでいます。
Technicsには素晴らしいヘリテージがたくさんあります。
それを新しいデザインに置き換えていくという作業の中で、伝統的な要素と先進的な要素をうまく融合させて、
時代を越えた新しいTechnicsのデザインを仕上げていこうとしています。
人が音楽を聴くというエモーショナルな行為の中で、Technicsはどのような存在であるべきか。
見るだけでそれが感じ取れるようなデザインをお届けします。

チーフデザイナー
矢木 良一

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