サウンド フィロソフィー

普遍の音の飽くなき探求と進化。

音楽のいきいきとした躍動感や臨場感、息をのむ静寂や緊張感、演奏家が楽器で奏でるエネルギーの結晶のような音、
艶やかで心ふるわせるような人の歌声、私たちは、このような音楽の真髄に迫るために、探求と進化を続けます。

私たちのものづくりには、限界もなく妥協もありません。

Technicsがめざす音を実現するために、厳しい内部規定を定め、限界を超えた挑戦をしていきます。
一人ひとりが徹底的にこだわった開発体制での推進、サウンドコミッティによる厳正な音質評価、
一品一品の厳密な品質評価や、数々の物理特性における性能評価。
さらに、いい音に相応しい素材や持つ喜びが湧き起こるデザイン。
すべてをクリアして初めて、Technicsだけの、心を揺さぶるいきいきとした音が誕生します。
そのために、何ひとつ諦めることはありません。

Technics という音の文化をお届けしたい。

継承してきた音づくりへの文化。

Technicsを再び立ち上げるにあたって、
その綿々と継承してきたDNAがデジタルオーディオ時代の表舞台に帰ってきます。
数々の革新的なデジタル信号処理技術と、その新技術を踏まえた斬新なデザインをお届けしていきます。

いきいきとした音が、音楽空間そのものを再現できる。

新しいTechnicsがめざす音づくり、それは音を個別にとらえるのではありません。
音楽空間そのものの空気感を大切にしたいと考えているのです。
あたかも今そこで生まれたばかりのような、いきいきと躍動感のある音こそが、聴く人を感動に導いてくれる。
音楽の豊富な情報量を、いかに鮮度を保ちながら再生するか。
それがオーディオにとって非常に大事なことだと考えています。
そのために私たちは100項目に及ぶガイドラインを設定し、Technicsならではのものづくりをしようとしています。
もちろん性能の数値目標だけではなく、デザインの方向性や素材選び、
お客様とのコミュニケーションまで、すべてにTechnicsとしてのポリシーを貫いていく。
それはTechnicsとしての「文化」を発信していくことだと思います。
それによって、音楽を楽しむ人に本当に良いものを提供していけるのだと信じています。

プロジェクトリーダー
三浦 浩一

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