Technics × レコードの日 RECORD DAY 11.3 / 12名が語るアナログレコードの魅力

毎年11月3日に開催される
アナログレコードの祭典「レコードの日」。
アナログレコードのプレスメーカー・東洋化成が主催、
Technicsが協賛する本イベントでは、
全国各地のレコードショップでさまざまな
アーティストたちのアナログ作品がリリースされます。

今年「レコードの日」が11月3日と27日の
2DAYSで開催されることを記念して、
アナログレコードを愛する著名人12名に、
レコードにまつわる思い出や
Technics製品で聴いてみたい作品について
教えてもらいました。

石塚淳(台風クラブ)

石塚淳(台風クラブ)

石塚淳(台風クラブ)

山本啓太(B)、伊奈昌宏(Dr)とのロックバンド・台風クラブのボーカルとギター担当。2013年の結成後、台風クラブは7曲入り音源集「12月14日」をリリース。2014年に初代ベーシスト・まっちゃんが脱退し、山本の加入により現体制に移行した。2015年にシングル「ずる休み」、2016年にタカダスマイルとのスプリット7inchシングル「ついのすみか / かくれんぼ」、2017年にアナログ作品「相棒 / 飛・び・た・い」と1stアルバム「初期の台風クラブ」を発表。その後もアナログ盤でのリリースを続け、2020年には7inchシングル「下宿屋ゆうれい」を発売した。

初めて買ったレコードは?
キャロル「ゴールデン・ヒッツ」
僕が中学生だった頃、夜中に聴いていたラジオでギターウルフのセイジさんが、「イントロから最強にかっこいい曲」といった紹介のあとに、キャロルの「ファンキー・モンキー・ベイビー」をかけてくれました。
「昔のバンドはレコードで聴くべき」という直感から、その後すぐ、15歳の誕生日に大阪日本橋の電器屋さんで、ポータブルレコードプレーヤーを買ってもらったのです。
南海なんば駅までの帰り道に見つけた中古レコード屋さん・RECORD SHOP NAKA(ナカレコ)におそるおそる入ってみると、「日本のロック か行」の棚に、ドンピシャでキャロルがありました。
深夜ラジオで偶然耳にした歴史上のバンドのレコードが本当に存在するなんて!という感動もあり、そのレコードはものすごいオーラをまとっているように感じました。

「CDアルバムが3000円」という認識だった子供にとって、中古LPの安さも、煌々としたCDショップとは趣の異なる、棚いっぱいに古いレコードが詰まった薄暗いレコード屋さんとの出会いも、自分だけのとびきりの秘密ができた気分でした。

15歳の当時はCDアルバム自体、OasisやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ハイロウズの作品を2、3枚持っているだけだったので、新譜をCDショップで買うのとはまったく別種の音楽との出会い方を発見したことに、とても誇らしい気持ちになりました。
それから20年以上経った今でも、レコード屋さんで探していたレコードと出会うときは同じ気持ちになります。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
曽我部恵一「サマー・シンフォニー」(12inch Version)
MVも素敵な1曲。冒頭のシーンに、塩化ビニールの軟らかさや温かさ、その溝をトレースする針の硬質さや冷たさ、緻密にプレスされたアナログ盤と重厚なレコードプレーヤーの持つフェティシズムが詰まっていると思います。
曽我部恵一「サマー・シンフォニー」

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AAAMYYY

AAAMYYY

AAAMYYY(Tempalay)

長野県出身のシンガーソングライター / トラックメイカー。カナダへの留学後、22歳から音楽制作を始める。2017年にソロ活動を開始し、2018年にTempalayに正式に加入。その後もバンド活動の傍ら、ソロ名義での作品発表や、他アーティストのサポート活動、CMへの楽曲提供、モデル活動など多岐にわたって活動している。2019年に1stフルアルバム「BODY」、2021年8月に2ndアルバム「Annihilation」を発表した。

初めて買ったレコードは?
サンダーキャット「Drunk」
CDを買う機会はめっきり減ったが、レコードは家での新譜のリスニング用としてよく買って聴いている。それは大阪のFLAKE RECORDSで「Drunk」を買ったのが始まり。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
ススム・ヨコタ「Acid Mt. Fuji」

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江口寿史

江口寿史

江口寿史

1956年生まれ、熊本県出身のマンガ家 / イラストレーター。1977年に「週刊少年ジャンプ」にてマンガ「恐るべき子どもたち」でデビュー。代表作は「すすめ!!パイレーツ」「ストップ!!ひばりくん!」など。1990年頃からシャープな画風の美少女イラストで人気を集め、以降は主にイラストレーターとして活動している。これまでに吉田拓郎、銀杏BOYZ、lyrical schoolほかさまざまなアーティスト作品のジャケットを手がけ、2020年にジャケットアートワーク集「RECORD」を出版。2021年3月には女性イラストのみで構成した美人画集「彼女」を発表し、7月から9月にかけて北海道立旭川美術館にてイラスト展「彼女」を開催した。同展は2022年に長野、岩手、千葉でも行われる予定。

初めて買ったレコードは?
中学生のとき、日曜日の朝には布団の中でラジオのベストヒット的な番組をチェックするのが楽しみで。あれはなんていう番組だったかな。最初に洋楽ベストをやって、そのあとの番組で邦楽ベストをやるんです。1970年頃の話です。

そこで知ったサイモン&ガーファンクルの「El Cóndor Pasa(コンドルは飛んでいく)」のシングル盤が自分のお小遣いで初めて買ったレコードですね。B面の「So Long, Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライトに捧げる歌)」がA面以上に気に入って、その後アルバムも買うことになるんですが、初めて買ったLPレコードもそれになります。レコードを買うという行為が大人になったようで、いい気分がしましたね。

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カジヒデキ

カジヒデキ

カジヒデキ

1967年生まれ、千葉県出身のシンガーソングライター。1989年結成の男女混成バンド・bridgeでベースを担当し、1993年に1stアルバム「Spring Hill Fair」をリリース。1995年のバンド解散を経て、1996年8月に「マスカットe.p.」でソロデビューを果たす。そのポップな音楽性とキャラクターが幅広く支持され、渋谷系シーンの中心的存在に。2012年に自身のレーベル・BLUE BOYS CLUBを立ち上げ、以降コンスタントに作品を発表。2021年11月の「レコードの日」に、1997年発売の1stアルバム「ミニスカート」のアナログ盤が24年の時を経てリリースされる。

初めて買ったレコードは?
ABBA「Chiquitita」(日本盤シングル)
この曲の売り上げの一部はユニセフに寄付されるという告知があり、母親を「このレコードは素晴らしいから買った方がいいよ」と説得して、買ってもらいました。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
カジヒデキ「ミニスカート」
1997年の発売から25年経って、この「レコードの日」に初めてのアナログ化されます。
当時スウェーデンのタンバリンスタジオで、16chのアナログのコンソールで録音したビンテージなサウンドを、温かくて深みのあるアナログ盤で、そして名機「SL-1200G」で聴いてみたいです。

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STUTS

STUTS

STUTS

1989年生まれ、愛知県出身のトラックメーカー / MPCプレイヤー。作品制作やライブ活動と並行して、さまざまなアーティストのプロデュースやコラボレーション、テレビ / CMへの楽曲提供など活躍の場を広げている。2016年にPUNPEE、KID FRESINO、KMCらをゲストに迎えた1stアルバム「Pushin'」をリリースし、2018年に鎮座DOPENESS、Daichi Yamamotoらが参加した2ndアルバム「Eutopia」を発表した。2020年にミニアルバム「Contrast」を発表し、2021年6月にドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の主題歌を収めたアルバム「Presence」をSTUTS & 松たか子 with 3exes名義でリリースした。

初めて買ったレコードは?
Gang Starr「Jazz Thing」
A Tribe Called Quest「Award Tour」
LAMP EYE「下剋上」
高1の夏休みに名古屋栄のバナナレコードでこの3枚を買った記憶があります。
最初にターンテーブルを手に入れたときはスクラッチの真似をしてテンション上がってました。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
リトル・シムズ「Sometimes I Might Be Introvert」
H.E.R.「Back of My Mind」
サム・ゲンデル&サム・ウィルクス「Music For Saxofone & Bass Guitar」
ジャネット・ケイ「You Bring The Sun Out」

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須田洋次郎(ミツメ)

須田洋次郎(ミツメ)

須田洋次郎(ミツメ)

須田洋次郎(ミツメ)
川辺素(Vo, G)、大竹雅生(G, Syn)、nakayaan(B)とのバンド・ミツメのドラム担当。2009年の結成後、ミツメは2011年に1stアルバム「mitsume」、2012年に2ndアルバム「eye」を発表。国内だけでなくインドネシア、中国、台湾、韓国、タイ、アメリカなどでの海外ツアーを行う。以降もライブ活動を精力的に行いながらコンスタントに作品を制作し続けている。2021年3月に6thアルバム「VI(シックス)」およびSTUTSをゲストに迎えた楽曲「Basic」を発表。同年9月にはライブ音源集「"mitsume archives" best」を配信リリースした。

初めて買ったレコードは?
Ariel Pink's Haunted Graffiti「FF>>」
Ariel Pink's Haunted Graffitiの来日公演を渋谷O-nestに見に行ったときに、物販で買った「FF>>」というレコードが初めてだったと思います。
素晴らしいライブに感動し、勇気を出してサインをお願いしたところ、バンドメンバーの皆さんはとても気さくな対応をしてくれました。しかしアリエル・ピンク本人は缶ビール片手に非常に怪訝な顔をしながら、とてもめんどくさそうにサインを書いてくれたのでした。一瞬戸惑いましたが、一方でその様子がステージ上での彼の佇まいや振る舞いそのままであり、その演じていないリアルさに心を打たれたことを覚えています。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
現行モデルの「SL-1200G」は安定した回転と振動低減が特徴の1つということですので、具体的な作品名ではないのですが、細かい擦り傷があって針飛びに気を使うような古いレコードをぜひ聴いてみたいです。

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曽我部恵一

曽我部恵一

曽我部恵一

1971年生まれ、香川県出身のシンガーソングライター。1990年代からサニーデイ・サービスの中心人物として活躍し、バンド解散後の2001年からソロアーティストとしての活動を開始する。精力的にライブ活動と作品リリースを続け、客演やプロデュースワークなども多数。2004年に自主レーベル・ROSE RECORDSを設立し、自身の作品を含むさまざまなアイテムを発表。2008年のサニーデイ・サービス再結成以降、バンドとしても楽曲制作やライブを行っている。また音楽活動の傍ら執筆および俳優活動に取り組むほか、レコードストア・PINK MOON RECORDSやカレーの店・八月の経営に携わるなど幅広いジャンルで活動中。

初めて買ったレコードは?
The Rolling Stones「No Stone Unturned」
初めて買ったLPはThe Rolling Stonesの「No Stone Unturned」のカラー盤。中学の下校時に買って、自転車で帰る途中、うれしくて止まって何度も見た。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
YOASOBIのレコード

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田島貴男(Original Love)

田島貴男(Original Love)

田島貴男(Original Love)

1985年結成のバンド・THE RED CURTAINを経て、1987年より音楽ユニット・Original Loveとしての活動を開始。1991年にアルバム「LOVE! LOVE! & LOVE!」でメジャーデビューを果たす。以降コンスタントに作品を発表し、近年はバンドスタイルでのライブのみならず、田島貴男1人での「ひとりソウルツアー」や「弾き語りライブ」といったソロ公演も恒例化している。2019年に長岡亮介(ペトロールズ)やPUNPEEらが参加した18thアルバム「bless You!」、2021年にデビュー30周年記念作品第1弾の配信シングル「Dreams」を発表。2022年1月にTENDREを迎えたライブイベント「Love Jam Vol.6」を開催する。

初めて買ったレコードは?
子門真人「およげ!たいやきくん」
ロリー・ギャラガー「Top Priority」
レコードを初めて買ったのは当時の小学生がみんな買った「およげ!たいやきくん」ですが、自分で音楽として所有したいと思って買った作品は、ロリー・ギャラガーの「Top Priority」です。ロリーのギンギンにグルーヴィーなギターサウンドに超興奮してエアギターをする中学1年生でした。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
Grandmaster Flash & Melle Mel「White Lines (Don’t Don’t Do It) 」

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テンテンコ

テンテンコ

テンテンコ

1990年生まれ、北海道出身のDJ / エレクトロニクス演奏家。2013年にBiSに加入し、2014年のグループ解散とともにフリーランスとして活動を始める。2019年に自主制作の音源集「Deep & Moistures: The Best of Private Tracks」、2021年3月には音楽レーベル・TALからソロ作品「An Antworten」をリリース。現在はライブ活動や楽曲制作の傍ら、ZINEやアパレル制作なども行っている。

初めて買ったレコードは?
Moon Pool & Dead Band「Human Fly」
昔はもっぱらCD派だったのですが、このアナログはCD化されていなくて、
でもどうしても欲しくて、プレイヤーを持っていないのに買いました。
アナログはジャケットの迫力も含め、素晴らしく、手に持ったとき、感激したのを覚えています。
そのあとすぐに中古屋さんでプレイヤーを買い、それからはなるべくアナログで買うようになりました。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
Madteo「Str8 Crooked」
サブスク解禁からめちゃめちゃこの作品にハマっています。 ジュワンジュワンなシンセと身体の芯から効いてくるベースとドラムマシンの音色が最高。
とくに3曲目の「Episcopi Vagantes」が堪らないジワジワ度で、16分ある曲なのですが、Technicsのタンテで聴いたらラスト1分で身体が溶けて無くなりそう……!!!

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仁村紗和

仁村紗和

仁村紗和

1994年生まれ、大阪府出身のモデル / 女優。高校卒業後に上京し、2014年に芸能界デビュー。2015年から女優としての活動を本格的にスタートさせ、以降数々のドラマ、映画、CMのほか、Base Ball Bear、illion、竹内まりや、iriらのミュージックビデオにキャスティングされる。2020年にNHK連続テレビ小説「おちょやん」に出演。また現在放送中のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演している(2021年11月現在)。趣味は音楽 / 映画鑑賞、写真、ダンス。得意なスポーツはバスケットボールとバドミントン。チャームポイントは太眉。

初めて買ったレコードは?
はっきりとは覚えていないのですが、多分Parliamentの作品だったと思います。ジョージ・クリントンで踊るのが好きでした。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
モート・ガーソン「Mother Earth's Plantasia」
気持ちいい音がどれだけ気持ちよく聴けるのか体感したいですね。

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原田郁子(クラムボン)

原田郁子(クラムボン)

原田郁子(クラムボン)

1975年生まれ、福岡県出身。1995年に音楽専門学校の同級生だったミト(B)、伊藤大助(Dr)と3ピースバンド・クラムボンを結成。1999年にシングル「はなれ ばなれ」でメジャーデビュー。バンド活動と並行してソロ活動も行い、これまでにソロアルバム「ピアノ」「気配と余韻」「ケモノと魔法」「銀河」を発表した(2021年11月現在)。またハナレグミ、Polaris、toe、フィッシュマンズ、illion、rei harakamiといったさまざまなアーティストの作品に参加。共演、共作、舞台音楽の制作など多岐にわたり活動している。

初めて買ったレコードは?
松田聖子「天使のウィンク」
おこづかいで生まれて初めてドーナツ盤を買いました。イトーヨーカドーで700円。冒険!
Technics製品で聴いてみたい作品は?
rei harakami「Unrest」
ジェイムス・ブレイク「James Blake」
あの澄んだ音世界に、身を浸したい。

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福富優樹(Homecomings)

福富優樹(Homecomings)

福富優樹(Homecomings)

畳野彩加(Vo, G)、福田穂那美(B)、石田成美(Dr)とのバンド・Homecomingsのギター担当。2012年の結成後、バンドとして2014年に1stアルバム「Somehow, Somewhere」、2016年に2ndアルバム「SALE OF BROKEN DREAMS」、2018年に3rdアルバム「WHALE LIVING」を発表した。その後もHomecomingsは国内のライブイベントやフェスのほか台湾やイギリスなどへの海外ツアーも精力的に実施。2019年、活動拠点を京都から東京に移し、2021年5月にポニーキャニオン内のレーベル・IRORI Recordsからアルバム「Moving Days」でメジャーデビューを果たした。

初めて買ったレコードは?
V.A.「31 Bands Trash 31 Songs To Find The Way To Sesame Street」
大学に入学して京都の町で暮らし始めたとき、一番印象的だったのは町のいたるところにレコード屋さんがあることでした。当時はまだレコードが今のように再注目される前だったので値段がとにかくめちゃくちゃ安く、スピッツのレコードも1500円とかそんな感じでした。このレコードはそんな大学1回生の頃、初めて足を踏み入れた100000tアローントコというレコード屋さんで見つけた1枚で、値段は500円。ブート感漂うジャケットに80、90年代の「セサミ・ストリート」のあのくすんだ色合いや匂いを感じて一目惚れしたのと、「確かこれFruity(YOUR SONG IS GOODのサイトウジュンさんがやっていたバンド)の曲が入ってるやつだったような」という(実際には日本盤のCDにのみ収録)ざっくりした直感でレジに持っていったのを覚えています。お金を渡すのにもなんだか緊張しました。その日の帰り道に立ち寄った天天有という一乗寺にある名店でラーメンを啜りながら、通販サイトでレコードプレイヤーを注文したこともセットでとても思い出深いレコードです。今でも「セサミ」関連のレコードを見つけると思わず買ってしまいます。おすすめの作品は「Love」か「Merry Christmas From Sesame Street」。マルコス・ヴァーリが手掛けたブラジル版「セサミ・ストリート」のサントラも最高です。
Technics製品で聴いてみたい作品は?
Four Tet「There Is Love In You」
去年の秋についに再発されたFour Tetの大名盤。ジャケットの美しさもさることながら、その音の素晴らしさにとても感動しました。よく「今まで聴こえてこなかった音が聴こえるようになった」なんて話を聞きますが、本当にあるんだな、と実感した1枚です。Technicsのターンテーブルで聴くとどんなふうに聴こえるのか気になります。

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  • SL-1200G

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