AZ100 Magazine

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#3 アダプティブノイズキャンセリング

生音質。それはTechnicsが目指す、新次元の高音質。
音楽に込められた作り手の想いや1音1音へのこだわりまでも、ありのまま伝えるために。
2025年1月23日発売「EAH-AZ100」に込めた想いと技術を開発者が語ります。

耳の形状や周囲の騒音に合わせて、ノイズキャンセリング強度をリアルタイムで最大化。
業界最高クラス*のノイズキャンセリング性能で、さらに快適な音楽鑑賞と通話を実現しました。

  • *ノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン市場において。2024年10月31日現在、当社調べ。JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)基準に則る。

新開発 アダプティブノイズキャンセリング

アダプティブノイズキャンセリングは、耳の形状や使用環境、装着状態を的確に捉え、リアルタイムで演算することで、すべてのユーザーに快適なノイズキャンセリング性能を提供する仕組みです。ノイズキャンセリングには2つのマイクを使用しています。周囲の騒音や音を拾うフィードフォワードマイク、そして内向きに設置したフィードバックマイクが耳の中の騒音やノイズをとらえることで正確にノイズを打ち消します。

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社 スマートコミュニケーションビジネスユニット ノイズキャンセリング担当 門倉 佳祐

自動調整で最大限の性能を発揮

このようなカナル型の完全ワイヤレスイヤホンは、どうしても装着時に耳の閉塞感や圧迫感を感じやすいものです。フィードバックノイズキャンセリング性能を向上させることで、より自然な感覚、違和感のない状態を提供することができました。同じ人であっても、毎回、装着状態は異なります。ノイズキャンセリング性能は、数ミリ装着状態がずれただけで変わってきますので、その変化を補正するよう仕上げています。

また、人が一番不快に感じる帯域のノイズは、低い周波数帯域です。たとえば、バスの走行音や電車の中で聞こえる音など。そういったノイズに対して、中低域部分のノイズキャンセリング効果を底上げし、効果を高めました。

より使いやすくなったアンビエントモード

さらに、より自然に環境音を捉えるために、フィルターを改善しました。強風環境下でも使いやすさを向上させるために、風の成分だけを正しく検知して除去する、というアルゴリズム変更を加えることにより、ユーザーの皆さまにとって使いやすいアンビエントモードになっています。

Technicsモデルにおいて、最優先の設計事項は、音質です。その中で、少しでもノイズキャンセリング性能を上げるための構造、そして、アルゴリズム全体を見直すことによって性能向上を実現することができました。

AZ100

ありのままの音が生きる、生音質へ。

・業界初*磁性流体ドライバーを搭載。低域から高域まで臨場感あふれる高音質を実現。
・長時間でも快適な装着感。小型化を実現した新「コンチャフィット」形状。
・趣味やビジネスシーンで快適な使用をサポートする充実の基本性能を搭載。

  • *完全ワイヤレスイヤホンにおいて、初めて磁性流体を用いたドライバーを搭載。当社調べ。2025年1月23日発売商品。

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