SC-C70をオーディオボードに設置して試聴
SC-C70の音が専用オーディオボードの有無でどれだけ変化するのかを試聴して聴き比べてみよう。まずはオーディオボード無し。SC-C70はしっかりとした強度のある木製のオーディオラックに設置している。一般的にはこれだけでも十分と言える設置だ。
音を聴いてみると、ボーカルは定位も良好で声の厚みもしっかりと伝わる。しっとりとした声の質感や色気もよく出ている。伴奏はゆったりと背後に広がっている。
続いて、SC-C70の下に専用オーディオボードを置いて設置。同じ曲を聴いてみた。すると、中央に浮かぶボーカルの定位がはっきりとよくなったことがわかる。音像がシャープになり、ぐっと実体感を増した再現になる。背後の伴奏も楽器の音の粒立ちがよくなり、奥行きのある立体的な音場になる。また、ベースやドラムといった低音がよく伸び、リズムが明瞭で力強い再現となる。オーディオボードでこんなにも音が変わってしまうのかと驚いてしまうはずだ。