「愛知県にお住まいのH.S.さん」
学生時代からずっと抱いていた憧れ。
往時を蘇らせる重厚なフォルムに惹かれました。
今、お使いのオーディオシステムは?
オーディオ歴はかれこれ40年以上になります。SACDやCD、ネットワークオーディオからカセットデッキまで、多彩な音楽ソースが聴けるシステムを備えています。でも、いまだにテープを聴きたいと思うこともあるんですよ。
普段、どのように音楽を聴きますか?
仕事の関係上、オーディオシステムを備えたこの部屋に来られるのは週末だけなんです。だからこそ、音楽を聴く時間というのは貴重。ゆったりとした気分で音楽の世界に浸れることが休日の大きな楽しみになっていますね。
購入のきっかけや決め手は?
私がオーディオに興味を持った学生の頃は、ダイレクトドライブの国産プレーヤー全盛期。ダイレクトドライブ方式独特のどっしりとした安定感に惹かれたのを覚えています。あれからずっと抱き続けてきた憧れが、購入を決断させたんでしょうね。
購入までに試聴はされましたか?
試聴前に購入は考えていましたが、最初に国際フォーラムで開かれたOTOTENで試聴して、購入を決断しました。その後もステレオサウンド試聴会やインターナショナルオーディオショウで試聴して、この選択に間違いないと確信しました。
アナログレコードで楽しんでいる音楽のジャンルは?
音楽の入り口は映画音楽でした。小学生時代、「007」を手がけたジョン・バリー、中・高校ではジョン・ウィリアムズの曲を聴くようになり、その延長線上でオーケストラに興味を持つようになりました。私にとっての永遠のアイドルはカラヤンです(笑)
(設置・調整後)試聴してみての第一声
最初の試聴曲は映画「タクシードライバー」のサウンドトラックでした。レコードが回っているような揺らぎがなくソリッドで凛々しい印象を受けました。状態の良いレコード盤だと、まるでSACDで聴いているかのように感じますね。
外観、デザインの印象は?
シンプルなフォルムで音に特化したプレーヤーがほしいと思っていた矢先のSL-1000R発売。飽きが来ない、昔ながらのレコードプレーヤーらしい重厚感は、バランスが取れていて素晴らしいですね。このデザインも購入の決め手になりました。
今後の楽しみ方は?
オーディオソースがCD全盛期の時代、レコードをすべて処分してしまったんです。ですので、これからは中古レコード屋さんをせっせと回って、昔は買えなかったレコードを手に入れて、週末、SL-1000Rで聴くのを楽しみにしています。
H.S.さんのオーディオシステム
● ターンテーブルシステム:Technics SL-1000R ● フォノイコライザー:Phasemation EA-500 ● SACD/CDプレーヤー:Accuphase DP-720 ● ネットワークオーディオプレーヤー:DENON DNP-720SE ● CSチューナー:Conclusion C-T1CS ● HDD/CDレコーダー:YAMAHA CDR-HD1500 ● DATデッキ:SONY DTC-ZE700 ● カセットデッキ:SONY TC-K555ESJ ● プリアンプ:Ayre KX-R Twenty ● パワーアンプ:Ayre MX-R Twenty ● スピーカーシステム:Bowers & Wilkins 800 D3 ● クリーン電源:OTAI AUDIO HP-3000SE