「神奈川県にお住まいのM.H.さん」
比類なき静粛性と解像度。
想像をはるかに超えた、音の芸術でした。
今、お使いのオーディオシステムは?
5年前に自宅を新築した際、家族での映画鑑賞を目的に作ったんですが、現在は、アナログオーディオを楽しむ私専用の部屋になっています。幹線道路沿いでご近所とも比較的離れており、防音対策も施してあるので、さほど音量を気にせず楽しめています。
普段、どのように音楽を聴いていますか?
クラシック以外はなんでも聴きます。長時間、じっくり耳を傾けるクラシックは性に合わないようで、普段は5分くらいの楽曲をイージーリスニングスタイルで楽しんでいます。ただし年に1回だけ、妻が紅白歌合戦を聴きに部屋にきます(笑)
購入のきっかけは?
中学生の頃からTechnicsのターンテーブルに憧れていました。それから時を経て、2016年に限定販売されたSL-1200GAEを購入。その静粛性に驚かされました。SL-1200GAEが想像以上に良かったため、否応なしにSL-1000Rへの期待が高まっていった結果、購入に至りました。
購入までに試聴はされましたか?
販売店での試聴イベントに都合で参加できず、個人的に2度足を運んで試聴しました。2度目にダイアナ・クラールの楽曲を試聴したんですが、今まで私が聴いていた声とは比べものにならないほど色っぽくて...。一度聴いてしまったら、“降参”です(笑)
アナログレコードで楽しんでいる音楽のジャンルは?
ジャズを中心に、いろいろなジャンルの楽曲を楽しんでいます。ただ、家を新築する際、何百枚とあったレコードを処分してしまいました。今になって、「聴きたい」と思う楽曲もあったので、それがとても心残りです。
試聴してみての第一声
最初の試聴曲は女性ジャズシンガー、ダイアナ・クラールのアルバム「wallflower」からCalifornia Dreamin'でした。「参りました!」の一言に尽きます。静粛性と音の解像度がとにかく際立っていて...感動のあまり、今夜は眠れそうもありません。
外観、デザインの印象は?
なんといっても佇まいが素晴らしい。ラックにぴったりと収まって部屋の風景に溶け込んでくれていますし、大人の雰囲気を醸し出す、独特の存在感と高級感はSL-1000Rならではの魅力。回転している姿も美しいですね。
今後の楽しみ方は?
これから、マルチ・トーンアームなど、さまざまなトーンアームを試してみたいですね。それと、カートリッジについても聴き比べをしたりして、自分に合ったものを見つけていくのも楽しみです。
M.H.さんのオーディオシステム
● ターンテーブルシステム:Technics SL-1000R ● フォノイコライザー:Hanss Acoustics PA-30 ● プリアンプ:Accuphase C-2120 ● パワーアンプ:McIntosh MC207 ● スピーカーシステム:Bowers & Wilkins 805 D3 ● AVプリアンプ:YAMAHA CX-A5100 ● AVパワーアンプ:KRELL Showcase Amplifire ● 4K UHD Blu-rayディスクプレーヤー:OPPO UDP-205 ● アイソレーションレギュレーター:CSE RK-100 ● クリーン電源:KOJO Aray MKⅡ