Technicsリスニングルーム
Technicsの音を追求し、
究める試聴室
最高クラスの品格と完成度を目指すオーディオブランド、Technicsが求めるもの、それは「最高水準の音」。
その音を追求し、究めるために必要不可欠なのが、製品を評価するベースとなる「試聴室」です。
Technicsが目指す音づくりへ、空間の細部にまでTechnicsのDNAが宿る「試聴室」をご紹介します。
本試聴室では、ターンテーブルやアンプなど、Hi-Fiオーディオ機器の評価、検証を行います。
オーディオ機器の特性を細部まで評価するため、反響音を適切に調整した空間を創出。
オーディオ機器を評価する基準づくりとして、さまざまなジャンルの楽曲、音源を聴き分けながら
Technicsオーディオ技術者の聴く力によって定義された「くせのない素直な音」。
徹底して「音」がコントロールされた「試聴室」は最高水準の音を検証する要となっています。
低音域から
高音域までのバランスを重視
試聴室で目指したのは、ニュートラルで素直な音。それは、Hi-Fiオーディオ機器の評価を行う上で、もっとも重要なファクターです。壁面や天井内部の壁の向きや、吸音材や反射材等を細かく調整することにより試聴室全体の音をコントロールしています。一定の音が膨らむことのないよう、低音域から高音域までのバランスを重視しています。
機器の性能を
最大限引き出す振動制御
オーディオ機器を評価する環境として重要となってくるのが「振動制御」です。まず、建物から伝わる振動を排除すること、重量のあるオーディオ機器を支える基礎として、防振ゴムを試聴室の床面全体に敷き詰め、その上にコンクリートを施工。スピーカーの設置部分については、スピーカーの振動が部屋全体に伝わらないよう、スピーカーの床面とリスニングポジションのあるフローリング部分との間にゴム性の仕切りを設けて構造を分割しています。
繊細な
音の評価を乱さない騒音対策
試聴室は吸音効果に優れたグラスウール材を壁面に入れるなど、余計な「音」を限りなく排除し、音を作り出すレコーディングスタジオと同レベルの静音性を実現。騒音対策としては、送風音を発する空調設備に消音器を設置したほか、吹き出し口の開口を広くして風の出入りを緩やかにするなどの工夫を施しています。また、照明については、ノイズを発生しないLED照明を採用しています。
専用の電源を設けることで
ノイズを軽減
電源ノイズ対策として、受電設備から独立して400アンペアの試聴室専用電源を設置。またアースも専用の接地工事を行っています。また、試聴室内でも、オーディオ機器専用の電源を設け、エアコンなどの電源と分けることでノイズの軽減を図っています。
- オーディオシステム
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- ・ダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1000R
- ・ステレオインテグレーテッドアンプ SU-R1000
- ・スピーカーシステム SB-R1
- ・ネットワーク/スーパーオーディオCDプレーヤー SL-G700
- ・ミュージックサーバー ST-G30